内申点を上げる方法|中学生が今すぐできる5つの実践ステップ

うちの子の内申点が上がらない。同じ悩みを抱えるご家庭は多いです。内申は授業中の態度、提出物、テストの点数という三つで主に決まります。
必要なのは「何を評価されるのかを具体的に理解し、評価される行動を日常に組み込むこと」です。本稿では、そのための現実的な打ち手だけを短く、わかりやすく並べます。
内申点を上げる方法
ステップ1:志望校に必要な内申点を調べる
まず目的地を決めます。志望校の内申基準を親子で確認し、現在値との差を数字で見える化します。目標が“遠い噂”から“手を伸ばせる距離”に変わるだけで、やる気が自然に立ち上がります。
リビングの見える場所に差分メモを貼り、週1回だけ更新しましょう。増減が一目でわかると、行動が続きます。
ステップ2:授業中に発表できるように予習する
発表は“度胸”ではなく“準備”で決まります。教科書の基礎問題だけを前日に軽くなぞり、授業ではその部分だけを狙って手を挙げます。難しい内容を狙う必要はありません。
「週に何回発言できたか」を小さく記録しておきます。回数が積み上がると、評価は安定します。
ステップ3:提出物の完成度を上げる
提出物は“出す”だけでは点になりません。丸つけ漏れ、空欄、乱筆はそれだけで減点の理由になります。提出前に三十秒だけ見直しを入れましょう。
チェックポイントは以下の3つです。
- 丸つけは全部あるか
- 空欄は埋まっているか
- 字は読めるか
この3つを毎回クリアするだけで評価は安定します。
ステップ4:計画的にテスト勉強をする
内申を上げるうえで最も効果的なのはテスト対策です。テストの2週間前から「問題集を3周する」ことを目安に計画を立てましょう。1周目は全範囲、2周目は間違えた問題、3周目は繰り返し間違えた問題だけに絞ると効率的です。
勉強は夜にまとめて行うよりも、放課後すぐに短時間だけ取り組む方が集中しやすくなります。わずか1問でも着手することで、自然と学習の流れが生まれます。
ステップ5:副教科にも力を入れる
実技が苦手でも、筆記・レポート・提出で十分に挽回できます。まず先生に評価観点のコツを1度だけ確認しましょう。求められている型がわかれば、点は拾えます。
テスト前は暗記科目と同じ運用でOKです。ワークと配布プリントを1束にまとめて、前述の「誤答特化の3周」で回すと効率的です。
トウコベの内申対策サポート
授業、提出物、テストを日常の仕組みとして回せれば、内申は安定して伸ばせます。オンライン個別指導「トウコベ」では、学校や志望校の評価観点に合わせて、発言の増やし方、提出物の仕上げ方、テスト前2週間の進め方まで、生活リズムに組み込める形でサポートします。
- 志望校要件の可視化と差分の見える化
- 発言回数を増やす予習設計と振り返り
- 提出前30秒チェックの習慣化
- 2週間・3周サイクルのテスト運用
- 副教科の評価観点の理解と言語化支援